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地域生活支援SOSかわさき事業について
地域生活支援SOSかわさき事業とは
地域生活支援SOSかわさき事業は、市内の各法人・施設の専門性を横に繋ぐと同時に、市内各相談機関をはじめとする社会資源とも連携を図りながら、「制度の狭間、谷間」を含めた生活課題に取り組んでいく、ネットワーク型事業です。
新着情報[地域生活支援SOSかわさき事業]
コロナで困っている女性を支援しようイベント第2弾を行いました
終了しました
川崎市社協は、桐光学園高等学校に通う女子生徒3人組(以下「高校生」という)から寄せられた「コロナで困っている女性を支援したい」という気持ちを実現させるべく、NECプロボノ倶楽部と協働により、高校生の取組を支援してきました。
前回の経験を活かす形で第2弾を開催したいとの意向があり、本会では主に、開催に向け広く寄付金品の募集を呼びかけるなど準備を進めてきました。
イベント実施にあたり、多くの方々から寄付という形で、たくさんの温かいお気持ちを寄せていただきました。心より感謝申し上げます。
・実施日 令和5年3月15日(水)16時~19時
・場所 NECルネッサンスシティ・ホール
・内容 子育て中の女性(特にひとり親女性)支援を目的とした食料支援と親子の思い出作りの提供及び、抱える悩み解決に向けた相談コーナーの設置
・主催・企画 桐光学園高校 高校生
共催:川崎市社会福祉協議会、NECプロボノ倶楽部
詳細はこちら
↓
コロナで困っている女性を支援しようイベント【第2弾】(実施報告)[PDF/1,064KB]
事業の目指すもの
【1】分野、領域を超えた社会福祉法人のネットワークの構築
現在、地域における福祉課題・生活課題は、少子高齢化、家族の縮小化、社会的孤立の他に経済の低迷によるものなど、様々な要因が重なり合い複雑かつ複合的になっており、それに伴い既存の制度、サービスでは解決できない「制度の狭間・谷間」の課題も多く発生してきています。
この様な、福祉課題・生活課題に対応するためには、高齢、障害、児童、保育などの各分野が横断的に繋がり、連携し対応できる体制づくりが必要です。
このことから、本事業では川崎市内の各分野の社会福祉法人が横につながり、市内社会福祉法人の持つ専門的領域(高齢・障害・児童・保育など)と、市内各相談機関とのネットワークを構築し、複雑かつ複合的な課題にも連携、協働して取り組める体制を整えます。
【2】各社会福祉法人の役割を果たします
しかし、社会福祉事業に参入する運営主体の多様化が進む中
- 地域ニーズへの不十分な対応
- 財務状況の不透明さ
- ガバナンスの欠如
- いわゆる内部留保
- 他の経営主体との公平性(イコールフッティング)
などが指摘されてきました。
私たちは、社会福祉法人の本来の役割である制度で定められた社会福祉事業にとどまらない地域貢献に関わる先駆的、開拓的な次の取組みに積極的に取り組んでいきます。
- 制度の狭間のニーズへの対応
- 市場原理では満たされないニーズへの対応
- 措置の枠組みによる支援はさらに重要
- 地域で総合的に生活を支えること
- 地域のまちづくりの中核的役割を果たすこと
地域生活支援SOSかわさき事業の具体的な事業の概要
参画法人から「SOS かわさき事業担当者」を選出し、各区に各専門分野(高齢、障害、保育、児童)の担当者を1名以上配置します。この様な体制のもと、地域内分野を横断した「複雑かつ複合的」な生活課題への相談対応を行います。
【各分野、領域のネットワークの強化】
各社会福祉法人が取り組んでいる「法人の自主的な地域公益活動」と、各社会福祉法人の「専門的領域」のネットワークを強化し、地域住民の生活課題に対応します。既存の制度やサービスでは解決困難な「制度の狭間・谷間」を含めた地域住民の地域・生活課題に対応します。
【社会福祉法人の取組みの積極的な情報発信】
ホームページ等を通じて各法人・施設の取組みを積極的に情報発信し、地域への理解と信頼を得ていきます。