平成23年度 川崎市民ボランティアバス活動報告
東日本大震災により被災地で求められている活動を行うボランティアを支援するため、川崎市社会福祉協議会では、「川崎市民ボランティアバス」の運行を実施しました。
また、この度の「川崎市民ボランティアバス」には、セレサ川崎農業協同組合様、川崎信用金庫様よりご協賛いただきました。心より御礼申し上げます。
また、この度の「川崎市民ボランティアバス」には、セレサ川崎農業協同組合様、川崎信用金庫様よりご協賛いただきました。心より御礼申し上げます。
【第一期 8月17日(水)~8月20日(土)】
参加人数…28名(男性:14名・女性:14名)
8月17日(水) 22:00
川崎市民ボランティアバス第1期が出発しました。
出発前の出発式では、川崎市社会福祉協議会の柏木副会長・常務理事と川崎市健康福祉局地域福祉課佐藤課長からの挨拶の後、参加者代表として松島庄吾さんから決意表明がありました。
川崎市民ボランティアバス第1期が出発しました。
出発前の出発式では、川崎市社会福祉協議会の柏木副会長・常務理事と川崎市健康福祉局地域福祉課佐藤課長からの挨拶の後、参加者代表として松島庄吾さんから決意表明がありました。
8月18日(木) 活動1日目
早朝に岩手県釜石市災害ボランティアセンターに到着し、さっそく活動開始です。
津波によって甚大な被害を受けた唐丹小学校の校庭のガラスや釘などの瓦礫撤去を行いました。初日は天気が悪く、雨が強く降ってきたため、予定より早く活動終了となりました。
津波によって甚大な被害を受けた唐丹小学校の校庭のガラスや釘などの瓦礫撤去を行いました。初日は天気が悪く、雨が強く降ってきたため、予定より早く活動終了となりました。
【第二期 8月24日(水)~8月27日(土)】
参加人数…27名(男性:21名・女性:6名)
8月24日(水) 22:00
岩手県釜石市へ向けて、参加者を乗せた川崎市民ボランティアバス第2期が出発しました。
(出発前の集合写真。被災地へ向け、気合は十分!)
8月24日(水) 22:00
岩手県釜石市へ向けて、参加者を乗せた川崎市民ボランティアバス第2期が出発しました。
(出発前の集合写真。被災地へ向け、気合は十分!)

8月25日(木) 活動1日目
石市災害ボランティアセンターに到着後、ボランティアの受付を済ませ、現地職員からボランティア活動に関する注意事項などのオリエンテーションを受けました。
(長旅の疲れもみせず、みなさん真剣に話を聞いていました)
(長旅の疲れもみせず、みなさん真剣に話を聞いていました)

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(津波は3階建ての校舎を飲み込みました) | (津波によって破壊された 校舎) |
8月25日(木)~26日(金)活動1~2日
前期に引き続き、今回も唐丹小学校の校庭において瓦礫撤去を行いました。震災で遊ぶ場所がなくなってしまった子供たちのために、校庭の整備をして野球ができるようにします。
参加者は少人数の班に分かれ、それぞれ協力して作業を行うことができました。
参加者は少人数の班に分かれ、それぞれ協力して作業を行うことができました。
【第三期 8月31日(水)~9月3日(土)】
参加人数…26名(男性:12名・女性:14名)
8月31日(水) 22:00
参加者それぞれの思いを乗せて、川崎市民ボランティアバス第3期が出発しました。
8月31日(水) 22:00
参加者それぞれの思いを乗せて、川崎市民ボランティアバス第3期が出発しました。

(出発前の集合写真。これから釜石市災害ボランティアセンターへ
向かいます)
向かいます)
9月1日(木) 活動1日目
今回の活動場所は、釜石市唐丹町の盛岩寺です。高台にあるこのお寺も津波によって大きな被害を受けました。参加者は3班に分かれ、高台の上と下では瓦礫の仕分け、境内では汚れた書物の清掃作業を行いました。
午後は大雨の為、外での活動は中止になってしまいましたが、全員で境内の清掃を行いました。また、盛岩寺の三宅住職がお忙しい中、当時の様子を話してくださり、改めて災害の大きさを知ることができました。貴重なお話をありがとうございました。
午後は大雨の為、外での活動は中止になってしまいましたが、全員で境内の清掃を行いました。また、盛岩寺の三宅住職がお忙しい中、当時の様子を話してくださり、改めて災害の大きさを知ることができました。貴重なお話をありがとうございました。
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(小さな一歩ですが、復興への願いを込めて作業をしました)
9月2日(金) 活動2日目
2日目は2班に分かれて活動を行いました。1班は釜石市社会福祉協議会が主催する物資の無料配布「青空市」(3日開催)の開催にともなう物資の仕分け、もう1班は靴の無料配布の補助を行いました。
また、釜石市災害ボランティアセンターの矢浦局長より被災した状況や現地の様子等を伺い、“これから私たちには何ができるのか”と考える大切な機会になりました。
また、釜石市災害ボランティアセンターの矢浦局長より被災した状況や現地の様子等を伺い、“これから私たちには何ができるのか”と考える大切な機会になりました。